映画「エルヴィス」にはガッカリだったが、今度の「Michael/マイケル」はいい!
先日、日本橋の映画館で話題の「Michael/マイケル」を見た。私は、マイケルの「幼児虐待疑惑」「異様に白い肌」「薬物中毒」などのスキャンダルについては多少知っているが、彼の曲をじっくり聴いたことなど一度もなかった。だが、それがかえってよかったのかもしれない。
始まると同時にドラムの強烈なビートが体に突き刺さり、昔取ったきねづか、足や手が自然とリズムに合わせて動き出す。80歳のジジイに体の痛みを忘れさせてくれた。
■役づくりに2年かけた甥っ子は、一見の価値あり
父親との葛藤のドラマはあるが、全編、マイケル役のジャファー・ジャクソン(マイケルの兄の息子・29歳)が圧巻の歌とダンスを披露する。「ある瞬間はマイケルと一緒にステージにいて、次の瞬間には観客席にいる」(アントワーン・フークア監督)という、映画ならではの極上体験も味わえる。
ジャファーは俳優経験もないし、マイケルに比べるとややふっくらとしている。だが、オファーを受けてからの2年間、心身ともに極限まで鍛え上げていったという。


















