50年来の付き合いだった河野洋平さんを偲ぶ 浅利慶太さんと2人で「総理にする会」を

公開日: 更新日:

 自民党“最後のハト派”河野洋平さんが亡くなった。享年89。

 彼を語るとき、「金権体質を批判して自民党を飛び出し新自由クラブをつくった」「河野談話で慰安婦の強制性を認め謝罪した」「自民党総裁で唯一総理になれなかった男」といわれるが、私が知る河野さんの素顔について書いてみたい。

 私が河野さんと出会ったのは、新自由クラブができて間もない1976年ごろ。私は週刊現代編集者で、自民党の大物都議の不倫問題を追いかけていた。彼は新自由クラブに鞍替えして衆院選に出るといわれていた。

 ある日、出張校正をしている凸版印刷に劇団四季の浅利慶太さんが訪ねてきて、「河野に会ってやってくれないか」といわれた。東京ヒルトンホテルで初めて会った河野さんは、金権政治で腐りきった自民党批判を熱く語り、くだんの人間が我々には必要だと説いた。

 私は意気に感じ、週刊誌の企画をボツにした。

 以来、新自由クラブに足しげく通い、山口敏夫さんや柿沢弘治さんらとも親しくなり、河野さん、浅利さんとで、赤坂の「津やま」で何度も杯を交わした。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    皇室典範改正のタイミングで…愛子さまに「海外留学」説が浮上

  2. 2

    不倫と嘘が止まらない高市内閣の人格と運命…エロ文科相が「道徳心」を説くお笑い

  3. 3

    トランプ大統領と高市首相がG7夕食会で「口論」し他国首脳が仲裁に? 仏メディアが報道の驚愕

  4. 4

    高市首相G7サミット「成功」は眉ツバ…トランプ大統領ほか各国首脳からスルーされ“ボッチ”が実態か

  5. 5

    高市事務所が「疑惑のデパート」になってきた…総理大臣の「名前」「イメージ」利用し商売する不可解

  1. 6

    無邪気過ぎる“激ヤバ”高市外交が世界に恥さらし…首相は英国で、進次郎氏はインドネシアでやらかし大炎上

  2. 7

    中傷動画より突っ込まれたくない高市事務所の“急所” 疑惑の本丸「サナエトークン」国会での追及本格化

  3. 8

    トランプ大統領の真珠湾発言は軽口にあらず 突きつけたのは「主導権はアメリカ」という現実だ

  4. 9

    高市事務所が選挙ネット戦略で手だれに接近のナゼ…中傷動画作成・拡散のキーマン松井健氏の“意外な実績”

  5. 10

    初G7で高市外交ドッチラケ…「国際法遵守が不可欠」力説もトランプ米国のイラン攻撃にはダンマリの矛盾

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ブルージェイズ岡本和真がファンから支持されるワケ 日本&カナダの“組織票”で球宴スタメンなるか

  2. 2

    高市首相G7サミット「成功」は眉ツバ…トランプ大統領ほか各国首脳からスルーされ“ボッチ”が実態か

  3. 3

    いとうあさこだけでない「育ちの良さ」が隠せない50代女芸人…“実家が太い”“隠れ高学歴”の強者も

  4. 4

    西武が交流戦初Vも…ワガママエース今井達也の放出こそが“最大の補強”だった説

  5. 5

    中傷動画より突っ込まれたくない高市事務所の“急所” 疑惑の本丸「サナエトークン」国会での追及本格化

  1. 6

    任侠界も騒然…当局も確認に走った超大物極道トップの死亡説

  2. 7

    異例の人事が“対岸の火事”では済まない3球団…楽天・吉井新監督はシーズン途中の外部招へい

  3. 8

    白石聖は「豊臣兄弟!」代役から7月連ドラヒロインに大抜擢 “ラッキーガール”にかかる期待とリスク

  4. 9

    松村北斗&目黒蓮の"2強"を崩すSTARTO社の若手演技派は? 男性アイドル戦国時代のカオス

  5. 10

    大谷翔平が尻を“血だらけ”にしながら今季7勝目「こういうこともある」とコメント