20日間で再生550万回! 福岡発「怖すぎるCM」が世界中で話題
それにしてもこれほどの“ヒット”になったのはなぜか。ITジャーナリストの井上トシユキ氏はこう見る。
「ネット上の伝統的なイタズラのパターンを踏襲しているように思います。例えば、芸能人や起業家の掲示板には、よく『驚愕(きようがく)○○の動画流出』『○○があの大企業を買収』などの書き込みとともにリンクが張ってあります。ユーザーが興味を持ってクリックしてしまうと、うめき声をあげる貞子の動画なんかが出てくる。知る人ぞ知る“イタズラ”ですが、スマホの普及で初めて見たという人もたくさんいるでしょう。驚いてSNSなどで拡散、アッと言う間に広がったのではないか。ホラーという題材は、国境がない。雪道が怖いのもみんな分かっていることで、ユーザーの誰もが語れるコンテンツになっているのも大きい。単純ですが、盲点を突いている。お金をかけず、うまく取り入れたなぁという感想です」
コワイので、覚悟を持って見るべし。