金利上昇って得なの? 損なの? 資産防衛に必要なのは「一喜一憂しないこと」
いつもの神社への散歩道。しかし、愛犬ポチが突然、吠えだした。
向こうからやってきた大型犬に敵意をむき出しにしている。かと思えば、今度はいつものお気に入りの雌犬・ハナちゃんを見つけ、尻尾をちぎれんばかりに振って喜びをあらわにしている。
「なんて気まぐれなんだ……」
飼い主に似るってこういうことか、と苦笑いする。
先日、日銀はついに政策金利を1%へと引き上げた。
日本にとっては、実に31年ぶりの高水準だ。
「でも、これって私たちに得なの? 損なの?」
長年、ゼロ金利に慣れ親しんできたシニア世代にも、今回の決定は「???」の連続である。
答えは「分からない」である。金利上昇は預金利息を増やすが、変動ローンを抱える現役世代には打撃だ。為替も円高による輸入品安の恩恵と、円安放置のリスクが入り交じる。社会のあちこちで利害がねじれる以上、「分からない」のだ。
















