山本陽子 アイドル沖田浩之と20歳差熱愛騒動

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■1983年1月

 ドラマ「3年B組金八先生」などに出演、アイドルとして活躍した沖田浩之。世間を騒がせたのは山本陽子(当時40)との交際で、まだ20歳になったばかりだった。

 冷え込みの厳しい1月20日の夜11時過ぎ。芸能人やモデル関係者がよく訪れるという六本木のクラブの奥まったテーブルで、沖田と山本が親しそうに飲んでいる姿が目撃された。常連客によると2人はお互いに見つめ合いながら頬を近づけ、額を寄せ合うようにして話していたという。

 2人の初共演はドラマ「愛を裁けますか」(82年、TBS)で、山本が高校教師、沖田が教え子役だった。沖田のマネジャーは「(ドラマでの関係もあって)演技や人生観など、いろいろアドバイスしてもらっているようですね」とコメント。山本の所属事務所代表も「ヒマがあると麻雀をしたり飲みにいったりしているようです」と話した。週刊誌の直撃取材に沖田は「難しい仲じゃないんです。ボクは陽子さんを友達だと思っている」と爽やかに答えた。

 もっとも、翌年以降も熱愛の話題はエスカレートするばかり。「山本のマンションに沖田が出入りして、時には泊まることも」「2人は“陽子さん”“ヒロくん”と呼び合い、年齢差を感じさせない親密さを見せている」といったウワサが飛び交った。「マンションに行っているか」との問いに沖田は「行ってますよ」とキッパリ。山本も「彼が家に来たら、お料理は作りませんが、お茶くらい出しますよ」と出入りを認めた。一方、関係について沖田は「21歳の男が42歳の大女優の恋人なんて日本の芸能界史上に残る大スキャンダルですよ。山本陽子さんのことは好きですよ。好きだけど恋人なんかじゃない」「(恋愛感情とは)違うというと、山本さんに失礼ですが、やっぱり違う。山本さんみたいな大女優とウワサになってうれしいだけです」と恋人関係を否定。山本も「恋人? うれしいわァ、そんな若い子、ハハハ」「男と女の関係があったら意識的に私の家には来ませんよ」と語った。

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