BPOが審議 人気アニメ「妹ちょ」問題視された描写とは?

公開日: 更新日:

 中高生以外に、いったい、だれが見るのだろうか。東京メトロポリタンテレビとサンテレビが放送しているアニメ「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」について、放送倫理・番組向上機構(BPO)が審議の対象にすることを決めた。土曜日の22時半からという放送時間では「中高生が見られる」と苦情が寄せられたという。両テレビ局は早速、第5話から放送時間を深夜にずらしたが、作品の主人公は女子高生である。大人が好んで見るようなアニメではないだろう。

「原作は『妹ちょ』と略されるマンガです。作者の松沢まりは女性で、少女漫画のような繊細でポップなタッチのエロい表現が人気。アニメでも、主人公がパンツを足まで下ろした四つん這いの状態でオシッコをもらしたり、同級生の女の子が自慰行為にふけるシーンがあったりする。そこが問題視されたようです」(事情通)

映画も話題

 親の再婚で義理の兄妹になった高校生の恋愛模様を描いた作品。主人公の美月は、兄となった高校生の夕哉を好きだった少女の幽霊に取りつかれる。幽霊は夕哉と恋愛しなければ成仏できず、美月も幽霊を満足させられなければ死んでしまう。その上、美月は幽霊にTSTと呼ばれる貞操帯をつけられて、仕方なしに幽霊と一心同体で夕哉との恋愛体験を重ねていく。そんなストーリーだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  2. 2

    帝釈天から始まる「TOKYOタクシー」は「男はつらいよ」ファンが歩んだ歴史をかみしめる作品

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  5. 5

    立川志らく、山里亮太、杉村太蔵が…テレビが高市首相をこぞってヨイショするイヤ~な時代

  1. 6

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  2. 7

    森七菜の出演作にハズレなし! 岡山天音「ひらやすみ」で《ダサめの美大生》好演&評価爆上がり

  3. 8

    小池都知事が定例会見で“都税収奪”にブチ切れた! 高市官邸とのバトル激化必至

  4. 9

    西武の生え抜き源田&外崎が崖っぷち…FA補強連発で「出番減少は避けられない」の見立て

  5. 10

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ