もう始まっている争奪戦…清原の更生阻むTV局の“商魂”

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 テレビ局はすでに、そういう正体を露呈している。一昨年の3月に週刊文春が清原被告の薬物疑惑を報じた。事実関係をただす記者を呂律の回らない口調で脅し、やりとりを録音していたICレコーダーをへし折ると、それで自傷行為を繰り返すという生々しい描写は、清原被告が異常な状態であることを印象付けるには十分だった。にもかかわらず、薬物疑惑が晴れてもいない清原被告をTBSとフジテレビが相次いでバラエティー番組に担ぎ出し、「クスリなどやっていない」と否定する場を与えた。

「結局、清原被告が逮捕されて、番組関係者や相手をしたタレントの中には、『まさか本当に覚醒剤をやっているとは思わなかった』『裏切られた』と被害者ヅラするのもいましたが、どの口が言うのかという話です。その時点ですでに、『逮捕近し』の情報が駆け巡り、テレビの報道局はそのときに備えて、清原被告の近影を確保しようと、都内の飲食店やサウナなどの立ち回り先で待ち構え、ビデオカメラを片手に追っかけ回していたのですからね」(前出の関係者)

■高額ギャラで再び薬物にてを出す可能性も

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