新井浩文被告 慰謝料支払い和解成立も免れない刑務所入り

公開日: 更新日:

 派遣型マッサージ店の女性従業員に乱暴したとして強制性交罪に問われ、昨年12月の東京地裁判決で懲役5年の判決を言い渡されていた元俳優の新井浩文被告(41)の控訴審初公判が12日、東京高裁で開かれた。

 新井被告は出廷せず、弁護人が「(被害女性と)民事上の和解が成立した」とし、慰謝料を支払い和解が成立したことを明らかにした。

「弁護人は複数いて、『量刑が不当』『新井被告に(被害者の)抵抗が困難な暴力はなかった』など徹底抗戦の構え。和解したことで多少、量刑は軽減されると思うが、無罪主張と慰謝料の支払いは矛盾しているし、裁判官の心証は悪い。執行猶予付きの判決は厳しいでしょう」(司法担当記者)

 現在は保釈中の新井被告の近況だが……。

「事件時に住んでいた都内の億ションは売却したようで、そのお金を弁護士費用に充てているとみられます。現在は東京を離れており、以前、付き人を務めていた大物女優の計らいで、避暑地として有名な土地に身を寄せているという情報もあります」(スポーツ紙記者)

 判決は11月17日に言い渡される。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    国分太一との協議内容を“週刊誌にリーク”と言及…日本テレビ社長会見の波紋と、噴出した疑問の声

  5. 5

    衆院定数削減「1割」で自維合意のデタラメ…支持率“独り負け”で焦る維新は政局ごっこに躍起

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  5. 10

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較