広島発の“ストリップ映画”に若い女性が詰めかけている理由

公開日: 更新日:

 新宿・武蔵野館で上映中の映画「彼女は夢で踊る」(時川英之監督)が連日満席の大ヒットとなっている。コロナ禍で「鬼滅の刃」以外は振るわない中、異例といえる。

 物語は広島にある実在の老舗ストリップ劇場「広島第一劇場」をモデルにしたもの。

 バブル崩壊とネット社会の到来により斜陽になったストリップ劇場。オーナーの木下(加藤雅也)は何度も閉館を宣言しながらその都度撤回し、「閉館詐欺」と陰口をたたかれたが、刀折れ矢尽きて、ついに閉館を決意。最終興行のためになじみの踊り子が集まってくる。その中に彼がこの世界に入るきっかけとなったサラという若いストリッパー(岡村いずみ)とソックリなメロディーという謎めいた踊り子がいた……。

 過去と現在、夢と現実が交錯する甘くほろ苦いラブストーリーだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー