ショーン・コネリーの栄光と苦悩 ボンドの話は禁句だった

公開日: 更新日:

 英スコットランドの名優で、このほど90歳で亡くなったショーン・コネリー。映画「007」シリーズでは「歴代最高のジェームズ・ボンド」と称せられ、その勇姿が語り継がれているが、代名詞でもあるボンド役を毛嫌いしていた時期もあったという。

「出世作ではありましたけど、役のイメージが強すぎて、何を演じても『ボンドっぽい』と映画ファンから揶揄されていたことがあったのです。1967年公開のシリーズ第5作『007は二度死ぬ』は日本が舞台で、来日したときにはトイレまで記者たちに追いかけまわされ、写真を撮られ、『そのときボンドを降りる決心をしたんだ』と、コネリーは友人で3代目ボンドのロジャー・ムーアに明かしています。実際、彼の周りではボンドの話は禁句で、街で『あ、ボンドだ』と言われるのを心底嫌がっていたという話があります。一時期は『ボンドを殺したい』とまで言っていたそうです」(映画関係者)

 1930年、英スコットランドのエディンバラでトラック運転手の父と工場勤務の母のもとに生まれ、労働者階級で長い下積み生活を送っていたショーン・コネリー。俳優としてのキャリアでも、低迷期があり、アカデミー助演男優賞、ゴールデングローブ助演男優賞を受賞した映画「アンタッチャブル」(87年)こそ、ボンドのイメージを払拭し、キャリア再起を果たした代表作として挙げる声もある。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    新木優子と結婚した中島裕翔は大正解! 吉田羊との“合鍵愛”報道から10年目…

  3. 3

    二軍で塩漬け、移籍も厳しい…阪神・梅野隆太郎に残された“代打の神様”への道

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希またも“自己中発言”で捕手批判? 露呈した「人間性の問題」は制球難より深刻

  5. 5

    連続出塁記録に黄信号…ドジャース大谷翔平の本拠地6連戦が“鬼門”になるワケ

  1. 6

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  2. 7

    中島裕翔に新木優子と熱愛報道 ファンから囁かれるHey! Say! JUMP脱退の背景と“問題児”の過去

  3. 8

    広瀬すず 映画賞受賞ラッシュでも残された大仕事「大河ドラマ出演」への“唯一のネック”

  4. 9

    完全復活を遂げた吉田羊と"7連泊愛"中島裕翔の明暗…恋路を阻んだ"大物"による8年前の追放劇

  5. 10

    トランプ大統領に「認知能力低下」説が急浮上 タガが外れた暴言連発で“身内”MAGA派からも正気を疑う声