田中聖の逮捕で露呈した「辞めジャニ」の未熟さ…手越祐也との“共通点”も

公開日: 更新日:

「田中容疑者や手越さんはジャニーズ事務所という大きい事務所に守られながら、歌やダンス、演技などの芸能界でしか通用しないスキルしか身につけることができず、一般的な社会経験や社会性をしっかり身に付ける機会もないまま、大人になってしまった。そのジャニーズ事務所を辞めたことで、縛りはなくなりましたが、それは守ってくれる盾も失うということでもあります。自分自身で自分のイメージなどもコントロールしながら、世間や企業に対してアピールしていかないといけません。彼らに共通するのは『手取り足取りサポートされる事』や『自分は許される』『なんだかんだ言ってもファンはついてきてくれる』『周りの大人たちも協力してくれる』と、ジャニーズ時代の価値観のまま生きている社会に対する認識の甘さだと思います」(コラムスト・水野詩子氏)

 社会に出れば、皆が当たり前に頑張っている前提を、「自分はこれだけ頑張っているのだから受け入れられるはず」といわんばかりの発言こそが、世間知らずの象徴と言えるのではないだろうか。

■「ONE OK ROCKみたいにバンドで当てて」発言にも違和感

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」