赤塚不二夫の巻 自分で出したものだからとオシッコを水割りに…

公開日: 更新日:

 新宿2丁目にカウンターだけのバーがあって、当時、放送作家として活躍し始めていた高平哲郎さんに連れて行ってもらったんです。そこに赤塚不二夫さんがいて、実はタモリっていうのがいるんだよね、って紹介してもらったの。

 タモリさんはNHKのプロデューサーの滝大作さんの顔に化粧したり、口紅塗ったりして、「ヤダ~、きたない顔~」って(笑)。そんなバカなことをやっているところに、いつも赤塚さんがいました。

 1983年にアタシの芸能界ファンクラブができたんです。もちろんお遊び。会費は1000円。赤塚さんはその時のファンクラブ会長。冗談みたいな話ですけど、こういうお遊びは真剣にやらないと面白くない。言い出しっぺの高平さんが芸能界の人に声をかけて、あっという間に大御所からトップアイドルまで集まっちゃった。

 堺さん、井上順さん、谷啓さん、小坂一也さん、談志さん、山下洋輔さん、日野皓正さん、トシちゃん、聖子ちゃん、タモリさん、さんまちゃん、たけちゃん、所さん……。そうそうたるメンバーでしょ。徳光さんは河合奈保子ちゃんのファンクラブだと思って1000円払っちゃったって(笑)。アルフィーもすぐ入った、というか入らされた(笑)。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束