人気番組「ポツンと一軒家」に予想外の“副作用” プライバシーダダ漏れ、犯罪被害の可能性増?

公開日: 更新日:

 そう、テレビなどで仕事をする業界関係者は言う。となると、著名人の豪邸にカメラを向ける企画、代々伝わる「お宝」を紹介しその価値を問う番組、大家族の成長や生活を追いかけていくドキュメンタリーなども、見直しが必要ということか。

 長くテレビ番組の制作に携わる某放送作家はこう言う。

「長谷川氏のように危惧をし警鐘を鳴らした方の心配もわからないではありません。ただ、飛行機には墜落事故の危険があり、大事故につながる可能性が高いといって、飛行機をつくった人が悪いという論調に近いようにも聞こえます。今回でいえば、悪いのは強盗団です。特定の番組にその責任の一端があるようなニュアンスで報じたりするのはどうかと思います」

 これは、現在問題視されているカスハラにも近いということか。賛否両論あるが、安全や防犯意識がことさら必要になっている世の中ということは言えるかもしれない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー