山﨑賢人「アトムの童」視聴率1ケタ発進は裏番組「イッテQ!」「ポツンと一軒家」のせい?

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《池井戸潤原作?と思わせるぐらいのザ・日曜劇場》なんて声もある。山﨑賢人(28)主演のTBS日曜劇場「アトムの童(こ)」が10月16日にスタートし、初回の平均世帯視聴率は8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

「覚悟はしていましたが、それでも1ケタとは……」(ドラマ制作会社関係者)なんてタメ息も聞こえてくるが、ネット上の評価は《面白かった》《続きが見たい》などと上々だ。

「山﨑らの前に立ちはだかる“ラスボス役”の香川照之が降板し、オダギリジョーが代役を務めることになって心配されていましたが、オダギリも《意外とハマっている》などと好評です。確かに敵役のアクの強さでは香川の方が上回るでしょうが、まあ、世界的なIT企業の社長という役柄は、香川よりスタイリッシュなオダギリの方がそれっぽいでしょう」(スポーツ紙芸能デスク)

 災い転じて…でもないが、結果オーライで、「『アトムの童』はこの先、必ず数字を伸ばしてきますよ」とテレビ誌ライターがこう続ける。

「裏番組の『イッテQ!』(日本テレビ)と『ポツンと一軒家』(テレビ朝日)がいずれも2時間SPで、放送時間がかぶってしまった影響でしょう。リアルタイムで特番を見て、『アトムの童』は録画という視聴者が多かったのでは。そもそもお話自体は面白くて、すべてを失いかけた零細企業の仲間たちが団結し、巨大企業に立ち向かっていく。いかにも“ザ・日曜劇場”といった設定で、池井戸潤さんの原作と言われても納得しそうです。山﨑さんが演じる天才ゲームクリエイター、そして潰れかけの玩具メーカーを、岸井ゆきのさんが演じる社長の娘が“ド根性”で支えていく。その岸井さんの二カッと笑う屈託ない笑顔が最高なんです。ブルーな気分になりがちな日曜の夜を元気づけてくれますよね」

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