著者のコラム一覧
増田俊也小説家

1965年、愛知県生まれ。小説家。北海道大学中退。中日新聞社時代の2006年「シャトゥーン ヒグマの森」でこのミステリーがすごい!大賞優秀賞を受賞してデビュー。12年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。3月に上梓した「警察官の心臓」(講談社)が発売中。現在、拓殖大学客員教授。

草間彌生さんは“乱交パーティー”を指揮して…発していたオーラは「人と会ってる感覚じゃないんです」

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増田「現在はある程度使われてますけど、当時の日本では知られてない言葉ですよね」

加納「そうなんですよ。『ファックって何?』っていうぐらいで。向こうでは『おまえ、よくこんなタイトルつけてやるな』って言われたぐらいです。でもそういう普通はやらないようなことが僕は好きなんです。並外れたっていうことが、僕は好きなんですよね。当たり前に『お見事』みたいなのって嫌いなんですよ。『はい、よくできました』みたいな言葉じゃなくて、飛ぶってわけじゃないんだけど、違うとこからの価値というんですか、違うとこからのアプローチというか、常識をどれだけ外れるかというところが僕の価値観なんです」

増田「そのときの26歳の典明さんと現在の83歳の典明さんの違いはありますか」

加納「いや全然。僕の意識の中で変わっていないですね」

増田「そうなんですか」

加納「もちろん。これからもやってやろうと思ってます。要するに時代に沿ってちゃだめだと。いかにその時代を裏切るか、そしてその業界を裏切るか、やっていること自体を裏切るかということは、一つの僕のテーマでもありますね」

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