(1)慢性炎症を引き起こす老化細胞…さまざまな病気の発症に関係

公開日: 更新日:

「老化には12の要因があると定義されています。そのうちの一つが『老化細胞』によるものです。老化細胞とは、簡単にいうと分裂・増殖しなくなった細胞のことです。通常であれば、分裂・増殖しなくなった細胞は、免疫作用によって死滅(アポトーシス)しますが、老化細胞は長く体内に残り続け、炎症を促進する物質などを出して慢性炎症を引き起こすことがわかってきました」

 慢性炎症は、がんや生活習慣病など、高齢になるほど増えるさまざまな病気の発症に関係すると考えられている。

 炎症(急性炎症)そのものは正常な免疫反応で、ケガや細菌・ウイルスなどに対する、組織の修復や病原体の排除のために行われ、目的が達成されれば終息する。対して慢性炎症は、そうした原因がなくても軽い炎症が続き、周囲の正常な細胞を傷つけていく。

 慢性炎症の原因は、老化細胞の他に、内臓脂肪肥満や活性酸素による酸化ストレス食事運動睡眠、たばこや酒といった生活習慣の乱れや精神的なストレス、腸内環境の乱れなどと言われている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤輝明「三冠王」なら年俸いくら? メジャー流出阻止へ阪神が用意する破格の条件

  2. 2

    りくりゅう“婚約発表”が批判されたのはなぜ? 祝福ムードから一転…交際を「言う/言わない」の境界線

  3. 3

    永瀬廉のファンミに不満の声…King & Prince分裂後の"集金アイドル"活動とちらつく結婚

  4. 4

    金利上昇がもたらす「投資から貯蓄」への流れに政府は真っ青

  5. 5

    阪神・佐藤輝明のドジャース入りに暗雲か? 大谷翔平が思わぬ“遠因”になる可能性

  1. 6

    「橋上代行昇格は絶対ない」 巨人来季監督に浮上する松井秀喜氏、高橋由伸氏に次ぐ「第3の男」

  2. 7

    日本ハム新庄監督「来季続投の6年目突入」に現実味…V逸決定的になる中で注目されるその去就

  3. 8

    中日・井上監督が目下最下位、6年連続Bクラス濃厚でも来季続投に“自信&意欲マンマン”のワケ

  4. 9

    福山雅治「不適切会合」問題ほぼノーダメージでTVジャックのウラ…中居正広氏らとは「次元が違う下ネタ」とは

  5. 10

    内閣広報室の予算要求が前年度比10倍超の72億円に爆増! 高市首相“ヨイショ体制”強化にネット大荒れ