中国鶏肉パニック 外食・コンビニ23社「産地」緊急調査

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■加熱処理はあくまで鳥インフル対策

「指定施設に求められる条件は、鶏肉の中心温度が<1分間以上><70度以上>に保たれる加熱処理設備。鳥インフルのウイルスが確実に死滅するとされる加熱処理法ですが、これはあくまでも鳥インフル対策にすぎません。今回問題になった期限切れ肉の使い回しなど、モラルに関する部分は現地任せなのです」(農水省関係者)

 外食関連の主立った企業の鶏肉仕入れ先は別表の通り。中国産と無縁の企業はやはり少数派だが、各社とも「ウチはトレーサビリティーを徹底しています」などと強調した。

 食品問題に詳しいジャーナリストの吾妻博勝氏はこう言う。
「中国産の生肉輸入停止は、実は中国企業の思うツボ。加熱処理すれば菌が死滅するので、誤解を恐れずに言えば、どんな肉でも商売になるのです。ブラジル産使用も目立ちますが、これは鳥インフル騒動以降の動き。輸入停止の中国産生鶏肉のシェアを食うようにブラジル産が増え始め、13年度の輸入量は約37万トンに上り、全体の92%を占めています」

 外食、コンビニ各社に向けられる消費者の目はますます厳しくなりそうだ。

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