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エレベーターに閉じ込められたら 「警報装置」より「携帯電話」

「通報してもだれも出ない。ったく、どうなってるんだ」

 M8.1を記録した小笠原地震では、関東1都6県でエレベーター約1万9000台が停止。中に閉じ込められた人の中には、興奮からイライラをぶつける人も。スター・ウォーズ展を開催中の六本木ヒルズでは、52階のイベントフロアに取り残された客が「船に揺られているみたい」と床に座りながらウンザリしていた。

 エレベーターは、震度4の揺れを感知すると、停止する。都市部にはオフィスビルやマンションが林立。エレベーターは生活に密着しているだけに、どこで閉じ込められるか分からない。万が一のときのことを頭に入れておいた方がいい。

「私も数年前にエレベーターに閉じ込められたことがあるんです」と言うのは、災害危機管理アドバイザーの和田隆昌氏だ。和田氏が続ける。

「警報装置を何度押しても、まったく通じませんでした。大地震が起きたときは、影響が大きい大型商業施設のエレベーターが優先され、雑居ビルは後回しにされますが、案の定でした。そのときは幸い携帯電話が通じたので、外部の友人に連絡を取り、彼がエレベーターの管理会社に連絡してくれ、1時間ほどで脱出することができたのです」

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