脚本家・倉本聰さんが語る 2019年に掲げる「3つの生き方」

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〈突然、ここで真っ暗になった〉――。18年9月6日未明、北海道胆振東部地震が発生したその瞬間、富良野にある自宅で新作ドラマ「やすらぎの刻~道」(19年4月から放送、テレビ朝日系)の執筆中だった倉本さんは、思うがまま原稿用紙の端っこに走り書きした。日頃から人生の儚さと向き合いながら創作活動をしてきた脚本家らしい一筆だ。

 震度4の揺れを観測した富良野もブラックアウト(大規模停電)に見舞われた。当時について「真っ暗闇でも書くのをやめるわけにはいかず、工事用の作業灯で手元を照らして書き続けた」と振り返るが、「電気以上に切実なのは酸素と水の問題だと改めて感じた」という。

「電気がない夜は寝てしまえばいいけれど、酸素の場合はそうはいきません。水もそう。国会では与党などの賛成多数で改正水道法が成立しましたが、世界一安全ともいわれる日本の水道はこの先どうなるのか。本来、十分に議論すべき案件であるはずなのに、国会の優先基準は次の選挙で勝てるものかどうか。酸素や水はすべての人の命に関わることなのに、景気の問題の方が重視されている現状を見るにつけ、政治家たちの想像力の欠如に驚きを禁じ得ません」

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