東京港区議のマック赤坂も 京大卒に「変人」が多い理由

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「とにかく京大関係者は東大が嫌い(笑い)。学生も“東大なんて余裕で受かる”とうそぶいています。官僚養成機関としての東大に対するアンチテーゼとして自由な校風があるのでしょう」

■瀕死の危機で「変人講座」も誕生

 そんな京大卒は社会人になってからもプライドが高く、「どの業界も扱いに困っていますが、奇抜な発想の持ち主が多く、当てる時は大きく当てる。自由にやらせて、当たれば儲けもんくらいの気持ちでやらせるのがいいようです」。

 京大のノーベル賞受賞者は7人全てが斬新な発想が求められる自然科学分野で、東大の5人を上回る。天才と変人は紙一重なのだ。だが、そんな京大でも年々「変人」が減っているという。

「京大変人講座」を主宰する京大人間・環境学研究科教授の酒井敏氏は、著書「京大的アホがなぜ必要か」(集英社)の中で〈(変人を良しとする京大の校風は)危機に瀕している〉と言い、今さら変人講座を開催するのは〈忸怩たる思い〉と嘆く。そしてその理由を〈ひたすら効率のよさを求めて「無駄」を排除しようとする産業界の姿勢〉と糾弾。つまり研究機関としての大学に、すぐ役立つ(つまり金になる)成果を求める圧力が京大の変人をスポイルしているという。

 長引く景気低迷の影響もあるだろうが、変人が生きていけない世の中は息が詰まる。

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