キンギョの全ゲノム解読成功 ヒトの難病研究に応用も期待

公開日: 更新日:

 キンギョの全遺伝情報(ゲノム)を解読したと、大阪大と国立遺伝学研究所などが発表した。祖先に当たるフナの仲間で、染色体が倍になる「全ゲノム重複」が1400万年前に起きていたといい、研究成果は27日、米科学誌サイエンス・アドバンシズに掲載される。

 大阪大蛋白質研究所の大森義裕招聘教授らは、母親の遺伝情報だけを受け継いだワキンのゲノムを解読。その結果、ゲノム重複が1400万年前に起きた後、増えた遺伝子の12%が淘汰され、無くなっていたことが分かった。ゲノム重複で増えた遺伝子は徐々に減るが、その過程で新たな機能を獲得するなどして進化につながる。

 キンギョには、視力の低下などを来すヒトの難病「網膜色素変性症」などに似た病気があり、大森教授は「ゲノム解読で病気の原因解明などに役立つ可能性が期待される」と話している。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    京大教授藤井聡氏 大阪都構想は維新への信任投票ではない

  2. 2

    宮崎美子“61歳ピカピカ”ビキニ…美魔女ナイスバディなぜ?

  3. 3

    菅政権が「年末年始17連休」正月休み拡大をブチ上げた狙い

  4. 4

    土屋太鳳がまた…桜田通との抱擁撮でさらに女性を敵に回す

  5. 5

    安倍前首相ファクト発言にツッコミ殺到「おまえが言うか」

  6. 6

    Gドラ1は投手捨て野手に…乗り換えた原監督の不安と不満

  7. 7

    いしだ壱成さんが語る「生活保護不正受給疑惑」報道の真相

  8. 8

    今年のドラフトは“戦略ダダ漏れ”「個室指名」の意外な盲点

  9. 9

    岡村隆史は自称“風俗オタク”…結婚生活はうまくいくのか

  10. 10

    甥っ子がフジテレビ退社 囁かれる“安倍引退”のタイミング

もっと見る