大岡玲
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大岡玲作家

1958年生まれ、東京外大卒。「黄昏のストーム・シーディング」で三島由紀夫賞。「表層生活」で芥川賞。小説執筆の他に書評、美術評論、ワインエッセーなど幅広い分野で活躍。「本に訊け!」「男の読書術」「新編 ワインという物語 聖書、神話、文学をワインでよむ」などの著作がある。東京経済大教授。

【もうひとつの人生】“Go To”混乱の中もう一度旅を考える

公開日: 更新日:

 今年から、日本旅行作家協会が主催する「斎藤茂太賞」の選考委員をお引き受けした。文学賞の選考をするのは実に10年ぶりくらいなのだが、この賞が旅行記を対象にしていることもあって、比較的気楽な感覚でお受けした。小説の選考だと血の雨がふることもありますから(ウソウソ)。

 事実、…

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