信用金庫の定期積立 金利は低いが特産品プレゼントが魅力
銀行の選び方 #3
お金がなかなか貯まらない――。そう悩んでいる人は多いだろうが、簡単かつ確実に貯まるのは、自動積み立てだ。銀行の積立定期などが手軽だが、低金利のいまは、魅力が薄いのも事実だ。そこで注目したいのが信用金庫などで扱っている「定期積金」。金利が低いのは同じだが、積み立てを始めると、特産品などをもらえる商品がある。
たとえば、芝信用金庫(本店・東京)の「宅配付き定期積金『こだわり積金』」は、契約期間中は毎年、特産品を受け取れる。期間は2年(3万円以上)、3年(2万円以上)、5年(1万5000円以上)の3タイプがあり、特産品は、米、ラーメン、そばなどを組み合わせた6つのコースから選択可能。利息はほとんどつかなくても、楽しみながら続けられそうだ。
城南信用金庫(同・東京)の「夢付き定期積金」も特産品を受け取れる。期間は1~5年で最終的な積立額を100万円以上で契約すると、毎年の加入月に全国各地のふるさと特産品が送られてくる。特産品の内容は加入月によって異なり、たとえば、1月加入の場合は、みかん(和歌山県)、松前漬(北海道)、紀州梅干(和歌山県)など、8種類の中から選択できる。