危険水域であえぐ菅内閣支持率の起死回生策は「北朝鮮カード」か? 首相動静に予兆あり
「苦しい時のナントカ頼みではないか」「いつものテだろう」――。
朝日新聞の世論調査で内閣支持率が28%と、初めて3割を切った菅政権。他のメディアの調査でも過去最低の支持率を更新するなど、政府・与党内では「このままでは総選挙を戦えない」という見方がもっぱらだ。
そんな中、19日の菅首相の行動をめぐって永田町や野党内で、ある“憶測”が流れている。支持率低迷にあえぐ菅首相が「北朝鮮カードを切るのではないか」というのだ。
同日の首相動静を確認すると、菅首相が官邸で会っていたメンメンは次の通りだ。
<午後1時51分から同2時15分まで、秋葉剛男国家安全保障局長、滝沢裕昭内閣情報官、有馬裕外務省総合外交政策局参事官、防衛省の増田和夫防衛政策局長、鈴木康彦統合幕僚副長>
<午後2時29分から同57分まで、山谷えり子自民党拉致問題対策本部長>
<午後2時58分から同3時14分まで、石川正一郎内閣官房拉致問題対策本部事務局長>