松山英樹 “史上最高難易度”全米OP攻略のカギはゴルフの基本…第1打をフェアウエーに乗せなきゃ話にならず

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 【全米オープン】第2日

 全米オープンの歴史の中でも、「最も難しいコース」といわれる今年の舞台。粘りのある強くて深いラフに220以上のバンカー群、うねりのあるフェアウエーにポアナ芝のグリーンが選手に試練を与えている。

 初日は開幕前の雨により比較的ソフトなグリーンと微風だったが、それでも平均スコアは「74.64」。アンダーパー(赤字)は10人だった。

 当地で10回目の開催は大会史上最多。前回行われたのは2016年。通算4アンダーで優勝したD・ジョンソンはじめ、4日間とも赤字で回った選手は皆無だった。悪天候のため、1日36ホールを回った松山英樹は74.78。通算12オーバーで予選落ちした。

 今年も初日は首位に8打差4オーバー62位と出遅れ、「まだここでアンダーパーで回ったことがないので、回ってみたい」と語った。

 主催の全米ゴルフ協会(USGA)は、選手たちに14本すべてのクラブを使わせ、持てる技術を引き出すだけでなく、「我慢と勇気」も求めているが、このコースでスコアをつくるのは、まずは「第1打の正確性」と言っても過言ではない。

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