和歌山県北部の地震と関係しているのか…関西・中部で「地震雲」目撃情報が続々と

公開日: 更新日:

自治体も「宏観異常現象」情報を募集

 地震雲は、大地震の前兆として発生する「宏観異常現象」のひとつとして昔から注目される。

 地震研究者からは科学的根拠がないと一蹴されているが、たとえば阪神・淡路大震災が有名だ。「大阪市立大学阪神大震災学術調査団」が住民に前兆証言を募集し、1500件を超える証言を特徴ごとにまとめているが、それによると、最多が「血のように赤い月」「一本線でくっきり境界のある雲が出ていた」といった「空気と大気の異常」(29%)だった。

 自治体でも、高知県の危機管理部南海トラフ地震対策課が2011年の東日本大震災を受けて、13年から「宏観異常現象」の情報募集を行っている。県内の過去3カ月以内の"異常"を集めているという。

 杞憂に終わればいいが……。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  4. 4

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 5

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  1. 6

    参院選で公明党候補“全員落選”危機の衝撃!「公明新聞」異例すぎる選挙分析の読み解き方

  2. 7

    「愛子天皇待望論」を引き出す内親王のカリスマ性…皇室史に詳しい宗教学者・島田裕巳氏が分析

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    松岡&城島の謝罪で乗り切り? 国分太一コンプラ違反「説明責任」放棄と「核心に触れない」メディアを識者バッサリ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒