行政処分中なのに? 東京都マチアプ事業を「東武トップツアーズ」が8000万円で落札の怪

公開日: 更新日:

 一般競争入札だったが、入札者は同社を含めて2社でいずれも大手旅行会社だった。

 SNSでは《旅行業界と癒着か》《なんでそんな所に頼むんですか?》などの声も出ているが、旅行業界といえばコロナ禍でガバナンス不全が露呈。談合や過大請求など不正や疑惑を残したのは記憶に新しいからだろう。

 そもそもアプリ開発や運営も含めた事業であればIT企業やコンサルタント会社などが入札していても不思議ではないが……。

■経緯を担当者に聞いたら…

 なぜ、マッチングアプリ事業を「旅行会社」が受託したのか?「旅行会社」が受注にふさわしい事業なのか。事業を管轄する東京都生活文化スポーツ局の担当者に聞いたところ……。

「委託している『結婚支援マッチング事業』は、AIマッチングアプリの提供、交流イベントの実施、WEBによる婚活相談であり、入札資格の営業種目は『企画立案支援』が対象となります」と書面で回答。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償