行政処分中なのに? 東京都マチアプ事業を「東武トップツアーズ」が8000万円で落札の怪

公開日: 更新日:

 一般競争入札だったが、入札者は同社を含めて2社でいずれも大手旅行会社だった。

 SNSでは《旅行業界と癒着か》《なんでそんな所に頼むんですか?》などの声も出ているが、旅行業界といえばコロナ禍でガバナンス不全が露呈。談合や過大請求など不正や疑惑を残したのは記憶に新しいからだろう。

 そもそもアプリ開発や運営も含めた事業であればIT企業やコンサルタント会社などが入札していても不思議ではないが……。

■経緯を担当者に聞いたら…

 なぜ、マッチングアプリ事業を「旅行会社」が受託したのか?「旅行会社」が受注にふさわしい事業なのか。事業を管轄する東京都生活文化スポーツ局の担当者に聞いたところ……。

「委託している『結婚支援マッチング事業』は、AIマッチングアプリの提供、交流イベントの実施、WEBによる婚活相談であり、入札資格の営業種目は『企画立案支援』が対象となります」と書面で回答。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束