馳浩・石川県知事「所得の低い方が1次避難所で滞留」発言に批判殺到!《国会議員のセンセーも早く能登半島被災地に》

公開日: 更新日:

 29日早朝から《石川県の馳知事》がX(旧ツイッター)でトレンド入りした。

 読売新聞オンラインが同日朝に配信した記事で、馳浩知事(63)が能登半島沖地震で対応した関係府省庁の職員らを集めた東京都内の会合に出席した際、「自宅にも戻れない、障害のある方など、所得の低い方が1次避難所で滞留している。この方々をいかに支えていくかも私どもの使命だ」などとあいさつしたことを巡り、SNS上で様々な意見が出たためだ。

《当たり前だよね。戻りたくても戻れない人を支えるのが行政の使命って。そのための政治家なんでしょ》《所得が高ければとっくに県外に避難している。ていうか、あなたはいつも東京にいるけれど、何をやっているの?》

 1月に発生した能登半島沖地震では約8.4万戸の家屋が被災。行政が集合住宅などを借り上げる「みなし仮設」を含め2万人近くが避難生活を余儀なくされ、半年以上経った今も、倒壊家屋の公費解体は進まず、申請に対する解体の進捗率は1割ほどにとどまるという。

 公費で解体しても新たに住居を建てるための資金繰りの問題などもあり、馳知事が言うように「自宅に戻りたくても戻れない」という状況下に置かれた被災者支援の仕組みを早急に作るべきなのは言うまでもない。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ