石川県・馳浩知事「夏山登山に行く」また公務ほったらかし…2年前は大雨で戻れず

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 大地震被災から半年、能登半島はいまだに復興どころか復旧も進んでいない。その石川県の馳知事が、山の日の8月11日に白山に登るという。「環境省が登山道整備をやっていて知事として確認する必要がある」というのが理由。しかし、2年前は大雨で足止めになり県庁の災害対策会議に出席しなかった。

 馳知事は肝心な時にいない。1月1日の地震発生の時は東京の自宅にいて陣頭指揮が執れず。自衛隊ヘリを頼んで石川に戻った。6月3日、能登半島が震度5におそわれた時も、「総理官邸に用事がある」と不在だった。

 会見で「登山中に災害が起きたら初動対応に不都合が生じて、県民に不安を与えるのではないか」と聞かれた馳知事は、「そんなことを言ったら、どこも行けなくなる。通信環境をよくしてもらった」と反論。

 能登半島地震被害は人災ではないのか。

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