総裁選の争点に浮上 自民党と旧統一教会の怪しい関係…朝日新聞スクープで掘り起こされる

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 裏金事件も旧統一教会の問題も、自民党内ではまるでなかったかの如く解決したような空気が漂っているが、根本的には全く解決されていないわけだ。

 SNS上では《いつまで旧統一教会問題を報じるのか》《宗教団体が政党本部にきて面会した。それが何か?》などとスルーする投稿もみられるが、政教分離の原則に反するのはもちろん、霊感商法などで社会問題となった団体と政権与党が組織ぐるみで密接な関係にあったとは言語道断ではないか。

 当時の首相動静欄には萩生田、岸の両氏との面談記録はあったものの、教団関係者の名前はなかったというから、安倍氏も面談相手が「表に出せない人物」と認識していたのだろう。つまり、自民党と旧統一教会の関係が「適切ではない」と自覚していた証左ではないか。

 ちなみに面談時に幹事長を務めていたのが総裁選に出馬している石破茂氏(67)だ。総裁選の新たな争点として、茂木、石破両氏はもちろん、他候補も組織ぐるみの旧統一教会との関係についてどう考えているのかが問われている。


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