自民党の呆れた二枚舌!総裁選で「政治改革」叫ぶ裏で「政治改革特別委員会」廃止要求の言語道断

公開日: 更新日:

■「政治が国民の信頼を取り戻す第一歩」の組織だったはず……

 特別委の設置時、自民党の石井準一参院国会対策委員長(66)は記者団に対し、「与野党間では特別委員会で国民に納得してもらえるような制度設計をしていくことで合意した。政治が国民の信頼を取り戻す第一歩なので、国民に理解してもらえる議論をしっかり行いながら、法案を成立させていきたい」などと言っていた。

 政治改革を実現するため、「政治が国民の信頼を取り戻す第一歩」となる組織だったにもかかわらず、わずか半年間で「廃止して」とは言語道断ではないか。安住氏は自民党の廃止要求について「断固拒否する。政治改革の熱がないことの証明だろう」と言っていたが、その通りだろう。

 27日投開票の自民党総裁選では各候補とも政治改革の必要性を声高に叫んでいるが、それでいて、改革のために作った特別委を無くそうと動いているのだから呆れるばかりだ。

《自民党はやっぱりヤル気ないな。裏金事件を何とも思っていない》

《総裁選に出ている人たちは皆、政治改革を言っているけれど。本気じゃないのがよく分かった》

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情