自民党の呆れた二枚舌!総裁選で「政治改革」叫ぶ裏で「政治改革特別委員会」廃止要求の言語道断

公開日: 更新日:

 喉元過ぎれば熱さを忘れる――。

 最初から形だけでヤル気なしの姿勢は明らかだったが、ここまで酷いとは国民の誰もが予想していなかったのではないか。

 立憲民主、日本維新の会、共産、国民民主の野党4党の国会対策委員長が19日、国会内で会談。10月1日に召集される臨時国会で、新首相が衆院を解散する前に、衆参両院で所信表明演説と各党代表質問を実施し、予算委員会を開くよう与党に求めることも決めたのだが、驚いたのは会談後に立憲の安住淳国対委員長(62)が発した内容だった。

 ナント!自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件を受けて衆参両院に設置した「政治改革特別委員会」について自民党側から「廃止」を求められていると明かしたのだ。

 裏金事件を受け、与野党は3月、それまでの「政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会」(倫選特)を改組する形で「政治改革特別委員会」を新たに設置することで合意。委員数を増やし、再発防止策や政治資金規正法の改正、衆院の選挙制度改革も含めて議論を深めることになった。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い