河野太郎氏は総裁選で最下位争いのオワコン…保険証廃止強行で“政治生命の危機”の自業自得

公開日: 更新日:

■医療現場の声を「百害あって一利なし」

 全国保険医団体連合会が実施したアンケートに医療機関の7割が「現行の保険証を残すべきだ」と回答したことに対し、河野氏は20日の会見で「保険証を残せというアンケートは百害あって一利なし」「これが役に立つとは思えない」などと言いたい放題。案の定、SNS上は〈百害しかないのは河野太郎〉などと大荒れである。

 医療機関が保険証の存続を望むのは、マイナ保険証のトラブル時に資格情報を速やかに確認できるからだ。そんな実態すら理解しようとせず、河野氏は「いつまでも(現行の)保険証に頼っていれば、(新規発行が停止される)12月2日以降、医療機関が困る」とドーカツする始末。困らせている自覚すらないのが恐ろしい。

 そもそも、マイナカードを運転免許と紐づけても免許証との2枚持ちが可能なのに、保険証だけを廃止するのは理屈が通らない。マイナ保険証との併用制にすればいいのに、現場の声に耳を貸すどころか、トラブルに振り回されている医療機関に脅しめいた物言いをする。もうオワコン太郎には引っ込んでもらうしかない。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状