河野デジタル大臣の“孤立化”が急加速…自民総裁選ライバルが「保険証廃止見直し」次々言及

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 自民党総裁選(12日告示、27日投開票)の争点に急浮上だ。林芳正官房長官(63)が「見直し」の口火を切った「マイナ保険証」である。現行の保険証の新規発行が停止される今年12月2日まで残り3カ月を切ったタイミングで、風雲急を告げている。

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 林氏は7日、現行の保険証の廃止に反対の声が上がっていることを念頭に「不安を解消するために見直しを含めて適切に対応していきたい」と突如として持論を展開。これに慌てたのが、マイナ保険証の旗振り役の河野太郎デジタル相(61)だ。

 林氏の発言について河野氏は8日、視察先の北海道で「真意をしっかり確認したい」「官房長官も閣内でその政策を推し進めてこられた一人である」などと困惑ぶりを隠さなかった。

 2人と同じく総裁選に立候補している石破茂元幹事長(67)も、林氏に続いて現行の保険証の廃止期限の見直しに賛同。「(マイナ保険証との)併用も選択肢として当然だ」と見直し論に乗っかった。

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