河野太郎氏は総裁選で最下位争いのオワコン…保険証廃止強行で“政治生命の危機”の自業自得

公開日: 更新日:

 自民党総裁選(27日投開票)に出馬している河野デジタル相の凋落が著しい。世論調査で「次期首相にしたい人1位」に輝いたのも今は昔。今回の総裁選では最下位争いを強いられている。

 ANNの最新の世論調査(21、22日実施)によると、石破元幹事長(31%)、小泉元環境相(20%)、高市経済安保相(15%)の3強に続き、河野氏(5%)は上川外相と並んで4番人気。日本テレビが自民党員・党友を対象に実施した世論調査(20、21日実施)では、最下位の加藤元官房長官(1%)に続き、河野氏(2%)は茂木幹事長と並んでワースト2位。自民支持層からも見放されている惨状だ。

 前回2021年の総裁選では党員票382票のうち169票を集めて決選投票に残ったものの、今回は当時の人気は見る影もない。もはやオワコン化は待ったなしの状態だ。政治生命の危機を招いたのは河野氏の自業自得である。「傷つきながら改革してきた」とカッコつけているが、改革を振りかざして現場の声に耳を貸さない強権ぶりが呆れられている。

 その象徴が、現行の保険証の廃止に伴うマイナ保険証への一本化だ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    国分太一との協議内容を“週刊誌にリーク”と言及…日本テレビ社長会見の波紋と、噴出した疑問の声

  5. 5

    衆院定数削減「1割」で自維合意のデタラメ…支持率“独り負け”で焦る維新は政局ごっこに躍起

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  5. 10

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較