大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

公開日: 更新日:

 だが、パビリオン建設が遅れ、当初の建設予算が2倍近くの2350億円に膨らんでくると、「万博は国家事業」と言い出したのである。無責任極まりない。

 チケットの売れ行きはすこぶる低調。昨年3月には建設現場の火花が土壌から発生したメタンガスに引火して爆発。今年3月には万博のシンボル・大屋根リング(木造・周長約2キロ)の下の護岸が浸食されていることが発覚し、リングの安全性が疑問視されるなど、呪われているかのようである。

 同月17日には石毛博行事務総長が、開幕前のリハーサルとして来場者を入れる「テストラン」の際、報道機関の取材を認めないと言った。その理由を「参加国の要請があった」としたが、大幅に遅れている建設現場を見られたくないということだろう。

 だが、フライデー(4月4.11日号)が、オーストリア、インドネシア、スペインなど6カ国の開幕約1カ月前のパビリオン建設現場写真を入手した。中には外装さえ完成していないところもある。

 作業員の一人は苦笑いしながら、「絶対に間に合わない」と話す。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    東大出身の小林政調会長は日本史を学ぶべき「2600年以上続く男系継承」は歴史なのか神話なのか…皇室典範改正で浮かんだ疑問

  2. 2

    暫定措置は7月で終了へ…「資格確認書」「マイナ保険証」迫るタイムリミットの対処法

  3. 3

    北陸新幹線の延伸ルート「桂川案」に決定でも難航必至…問題解決の奇策「フリーゲージトレイン」の可能性を考えてみた

  4. 4

    Netflixで話題「古畑任三郎」 伝説の神回《動機の鑑定》に描かれる古美術界のリアリティーに迫る

  5. 5

    今も続く「皇室典範」は出来の悪い法律…男の側に不妊の原因を求める発想がなかった時代の産物だ

  1. 6

    高市首相が今上陛下を「こんじょうへいか」と呼んだのは「不敬」なのか?

  2. 7

    飛行機に乗ることが目的でいいのか? 『沸騰ワード』人気企画「マイル修行旅」に向けられる厳しい視線

  3. 8

    司法試験へのパソコン導入で「変わること」「変わらないこと」

  4. 9

    オランダ訪問の晩餐会での天皇のスピーチと雅子皇后…"旧宮家"に求められる「皇室外交」と担い手の難しさ

  5. 10

    松下洸平「電撃婚」のお相手も?「プロ彼女」の“日陰”すぎるリアル

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関復帰10勝での「休場」に現実味…天敵・大の里に初勝利も素直に喜べない理由

  2. 2

    暫定措置は7月で終了へ…「資格確認書」「マイナ保険証」迫るタイムリミットの対処法

  3. 3

    目黒蓮不在のSnow Man、ラウールが"次期エース"へ台頭か「めめラウ」が与え合う影響

  4. 4

    北陸新幹線の延伸ルート「桂川案」に決定でも難航必至…問題解決の奇策「フリーゲージトレイン」の可能性を考えてみた

  5. 5

    阿部慎之助氏の巨人監督復帰が絶望的なワケ…親会社が断固として許さない暴力行為の重み

  1. 6

    安青錦が丸ごと吐露…相撲との出会い、日本語習得、「腹違いの兄貴」

  2. 7

    ウルトラセブンで主演の森次晃嗣さん「ずっと“モロボシ・ダン”と見られるのが嫌だった…」

  3. 8

    佐々木朗希また抹消…中6日も守れない“ひ弱な怪物”をそれでも全30球団が欲しがったワケ

  4. 9

    「24時間テレビ」放送1カ月前に日テレ局内に流れる微妙な空気…猛暑の中の星野真里マラソンに大逆風

  5. 10

    「働いて×5」では?…支持率急落の高市首相「睡眠不足」「家事多忙」SNSでアピールのトンチンカン