大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?
4月13日の開幕まで間もなく50日を切る大阪・関西万博。18日、会場の跡地利用について、大阪府・市が基本計画案を発表した。カジノを含む統合型リゾート(IR)に隣接する〈エンターテイメントシティの創造〉を打ち出したが、とにかく横文字てんこ盛りだ。
計画案をまとめた「夢洲第2期区域マスタープランVer.1.0(案)」によると、跡地は、①ゲートウェイゾーン②グローバルエンターテイメント・レクリエーションゾーン③IR連携ゾーン④大阪ヘルスケアパビリオン跡地活用ゾーンーーの4つに分割される。
すでに横文字だらけだが、まだまだ序の口。②の区域にある〈スーパーアンカーゾーン〉を目玉に据え、いわく〈「非日常空間」を創出する大規模で統一されたコンセプトに基づくエンターテイメント機能やレクリエーション機能の導入〉を目指すという。〈国際的なモータースポーツ拠点(サーキットなど)〉や〈アイコニックなラグジュアリーホテル〉〈世界クラスのウォーターパーク〉を設置予定。〈アイコニックなラグジュアリー〉とは意味不明だ。
■ルー大柴も真っ青
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