急増中の“回避型男子”に要注意! 振り回された女性が語る2つのケース「1年の交際が一度のケンカで終了に…」

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コクハク

【1】「付き合おう」と言わないさわやか系教師

 女性を悩ませていると最近話題の「回避型男子」をご存じでしょうか。話し合いを避ける、連絡を避けるなど、回避の仕方はさまざまなよう。

 そんな回避型の男性に振り回された、2人の女性の体験談を紹介します。


 奥村真紀さん(仮名・33才)が彼と出会ったのは、友達に頼まれて行った六本木の街コンだったそう。

「彼はさわやか系のイケメン。こういう場に来るくらいだからチャラいのかなと思ったら、意外にも職業は小学校の教師で、『いつも子供の手本でいたい』と語るところに惹かれました」

 3回目のデートで「今日は『好き』って言いに来たんだ」と、まっすぐな目で告白された真紀さん。流れで彼と一夜を過ごします。

「そこまで言って『付き合おう』は言わないの? と一瞬疑問は感じました。でも、前の彼もそれで付き合ったので、流してしまったんです」

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下手すぎる言い訳に唖然

 翌朝もいちゃついてきた彼。このままお付き合いが始まるかと思いきや、あっさり期待を裏切られます。

「翌日LINEが来て、彼は次の約束を『ごめん。仕事入っちゃって(汗)』とキャンセル。他の日の提案もなく、フェードアウトしたそうな文に嫌な予感がし、電話しました」

 彼は「実は転勤が決まっちゃって。あと、真紀ちゃんは友達かなって!」と、爽やかに打ち明けたそう。急に転勤? 関係を持った後で友達? そんな言い訳で責められないと思ったのか…と呆気にとられた真紀さん。

「たぶん彼はこういったことの常習犯で、『付き合おう』と言わないのは責任回避のため。そして追われるのを回避するため、『転勤』という上手い言い訳を用意したつもりでしょうが…下手すぎる(笑)!」

「そのパターンね。了解」と電話を切った真紀さんはそれ以降、「付き合おう」と言われない限り期待しないことにしたそうです。

【2】別れ話を拒否する31歳の同僚

 もう一人は、社内恋愛で彼と交際した上田幸さん(仮名・31才)。明るくてみんなと仲良くできる彼を、尊敬していたといいます。

「でも、デートが2週間に1回と少なかったり、私への気持ちがよくわからない時があって。それで悩んでいた頃、新卒の女の子が入社して悪夢が始まりました。2人が異常に仲良くするのを、毎日見る羽目になったんです」

 最初は、彼が教育係なので仕方ないと思っていたそう。しかし、2人はずっと仕事以外の話で盛り上がったり、幸さんの前で一緒に帰ったり、彼がハロウィンの衣装を買ってあげたり、ついに社内で噂が立つように。

「さすがにつらくて一度彼に『噂になってるよ』と言ったら、『(幸さんとは)ちゃんと旅行も行ってるのに、まさか疑ってるの!?』と。旅行って年に2回ですよ(笑)。でも彼は揉め事を避けるタイプなので、これ以上聞くと振られそう…と我慢するしかなくて」

一度の嫌味で逃亡!

 2カ月後、彼は出向先が変わり会社を去ることに。よりによってその送別の日、幸さんは限界を迎えます。

「彼は送別会に私と行くと言っていたのに、その子に変更。もうぷつんと来て、同僚たちと彼で最後に行ったランチで、『ずっとあの子が彼女って言われてたよ』『だってあの時もこの時も~』と嫌味が止まらなくなってしまったんです」

 笑顔で言ったものの、彼の顔は引きつっていたそう。翌日幸さんが泣きながら電話で謝ると、彼は「疲れた。もう無理かな」と…。

 最後に一度だけ会うのも拒否されます。

「たった一度、私が怒ったら終わりだなんて…。1年以上付き合ったのだから、せめて会って別れたかった。それから何年も引きずったので、何を考えてるかわからない人はもう沢山です」

 ◇  ◇  ◇

 真紀さんも幸さんも相手に共通しているのは、“責められるのをとことん避ける”点。

 あなたなら、どう対処するでしょう。もし回避型の人に苦しめられそうになったら、こちらから退散するのも手かもしれません。

(ナツエ/ライター)

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