長毛種ワンちゃんのサマーカット、トリミングで注意すること

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 梅雨明け前だというのに猛暑のような日が続いています。気温の上昇にともなって増えるのが、長毛種のワンちゃんを中心としたサマーカットやトリミングです。ここにきて、かかりつけの方からのご要望も相次いでいます。その注意点をご紹介しましょう。

 まず肉球回りのカットについて。夏はアスファルトやマンホールが高温になるため、「熱傷予防で肉球の毛を残す」こともあります。確かに夏休みに川遊びをすると、石が熱いこともあり、毛がある方が無難ということを、私も飼い主さんに話すことがあります。

 しかし、この異常な猛暑では、毎日の散歩を日中に続けるのはペットも飼い主も危ない。暑さが和らぐ朝や夕方、夜にすべきです。そうすれば肉球の毛を残す必要はありません。

 実は肉球の毛も、夏はカットする方がよく、それは蒸れ防止です。肉球の周辺が蒸れると、なめたりしているうちに2次的な湿疹が引き起こされやすい。そうすると、本来、体表にいて悪さをしないマセラチア菌などが患部から感染、増殖して日和見感染につながるリスクもあるのです。

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