巨人に先発投手がもういない!台所事情は火の車、阿部監督の淡い構想も崩壊寸前
27日にリーグ戦が再開するプロ野球。セは首位阪神から5位中日まで6.5ゲーム差。パも首位日本ハムから4位西武まで3.5ゲーム差の混戦模様となっている。
交流戦開幕時は貯金4だった巨人は現在借金1。首位・阪神とは4.5ゲーム差の4位でリーグ戦再開を迎える。
交流戦の打率は12球団中11位の.227。主砲の岡本(28)を欠く打線は迫力不足で「貧打が元凶」といわれる中、チーム防御率は2.77(リーグ3位)と投手陣が踏ん張ってはいる。
山崎(26)は6勝2敗、防御率はリーグトップの1.34とエース格の働き。左腕のグリフィン(29)は交流戦3試合に先発して1勝0敗、防御率0.95と完璧な投球で、現在4勝0敗とチームを牽引している。それでも「先発の台所事情は苦しいはずです」と巨人の元投手コーチで、中大の監督も務めた高橋善正氏(評論家)がこう続ける。