著者のコラム一覧
一雫ライオン作家

1973年、東京都出身。明治大学政治経済学部2部中退。俳優としての活動を経て、演劇ユニット「東京深夜舞台」を結成後、脚本家に。数多くの作品の脚本を担当後、2017年に「ダー・天使」で小説家デビュー。21年に刊行した「二人の嘘」が話題となりベストセラーに。著書に「スノーマン」「流氷の果て」などがある。

(18)いつの間にか署に記者たちが集結

公開日: 更新日:
イラスト・宮坂猛

 駆け込んだ特別捜査本部は、戦場のように電話が鳴り響いていた。テーブルの上に置かれた何台もの固定電話は、それぞれの線が千切れるのではと思うほど伸び、捜査員たちの耳に受話器があてられる。その捜査員たちが並ぶ中央には、堂前汐音の姿も見えた。

「テレビ日本、声明文あり!」

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【連載】十二の眼

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