エンゼルス菊池雄星がサイ・ヤング賞ダークホースに急浮上 黒星先行もパフォーマンスはエース級
エンゼルス・菊池雄星(34)が日本時間26日、本拠地アナハイムでのレッドソックス戦に登板。7回を3安打2失点12奪三振で3勝目を挙げた。
これで菊池は今季17試合に登板し、黒星(6敗)が先行しているとはいえ、防御率2.79と安定した働きぶりだ。
今季の年俸は約31億5000万円で、投手ではチーム一の高給取りだけに、パフォーマンスはエース級だ。ここまで中4日で7試合41イニングに登板し、2勝1敗、防御率1.53。中5日(8試合で1勝3敗、防御率3.30)、中6日以上(2試合で0勝2敗、防御率5.25)と比べても安定しており、主戦としてチームを牽引している。
メジャー最長の10年連続でポストシーズンから遠ざかっているチームは今季ここまで勝率5割前後とまずまずの戦いを見せている。時期尚早とはいえ、ア・リーグ西地区3位ながら、ワイルドカード争いでは3位マリナーズに2.5差としている。
菊池がエース級の投球を続け、チームをポストシーズンに導けば、サイ・ヤング賞争いに絡んできそうだ。