TSUTAYAを展開するCCCは「シェアラウンジ」で復活なるか…FC事業はMPD社に移管

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 DVD・漫画レンタル事業のTSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は近年、「シェアラウンジ」の出店を強化している。

 シェアラウンジは時間制のコワーキングスペースで、ドリンク類が飲み放題となっており、店内にある書籍を自由に読むことができ、広々としたカフェのような内装である。都内の店舗では1時間1000円強、1日利用で4000~5000円程度が料金の相場だ。2019年に1号店を出店し、現在は55店舗を展開する。

「3万円の月額制もあり、個人事業主や在宅ワーカーが仕事場として利用している。アルコールも提供しているので、週末は行楽客や飲酒客も多い。駅前の一等地にあるのが強みだ」(不動産関係者)

 東急リゾーツ&ステイなどホテル事業者とフランチャイズ(FC)契約を結び、施設内に出店する事例もある。

 CCCは創業以来、業態を変化させてきた。1983年に創業し、90年代にはレンタルビデオ店「TSUTAYA」の店舗数を拡大。00年にマザーズ上場を果たし、12年のピーク時には1470店舗にまで拡大した。この間にTポイントを普及させている。

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