富士宮市立中央図書館(静岡県)富士山関連の資料は約4000冊を収集
織田信長が腰掛けた富士見石も
図書館には貴重な史跡もある。1582年、織田信長の甲州征伐によって武田氏は滅亡。武田氏と戦ってきた徳川家康の功をねぎらい、武田領の駿河国を家康に与えた。家康は甲州から凱旋する信長を出迎えて接待。富士山本宮浅間大社に滞在した信長が腰掛けて富士山を見たと伝わる「富士見石」が中央図書館の1階(南側)入り口付近に設置されている。
図書館のすぐ横の富士山本宮浅間大社は、富士山信仰の中心地。本宮の本殿は徳川家康の造営で、国の重要文化財にも指定されている。
車で北に30分ほど走れば、国の名勝及び天然記念物にも指定されている白糸の滝。富士山関連の歴史や文化にタップリと浸った後はマイナスイオンに包まれるのもいい。
●住所 静岡県富士宮市宮町13-1(℡0544.26.5062)
●開館時間 月曜及び第4金曜、土日を除く祝日(月曜にあたるときはその翌日も)、年末年始を除いた午前9時~午後5時(水、木、金は午後7時まで)
●アクセス JR身延線西富士宮駅から徒歩10分、富士宮駅から徒歩15分