庭の管理不足で出廷命令! 困窮する米オハイオ州の79歳女性を支えた“地域の絆”
庭の手入れができないことを理由に裁判所への出廷を命じられた高齢女性に、地域住民が続々と支援の手を差し伸べ……米オハイオ州の感動エピソードが注目を集めている。
裁判所から召喚を受けたのは同州ウィロビーに住む元看護師ビバリー・トーマスさん(79)。自宅敷地の樹木や庭の管理が不十分だったとして、市の敷地管理条例違反に問われたのだ。
ビバリーさんはここ数年、関節炎や手の震えに悩まされており、また限られた年金収入のため、自宅敷地の維持管理や造園業者への依頼が難しい状況だった。裁判官から「刑務所に入る可能性がある」と告げられ、犯罪者のように扱われている気がして眠れなくなったという。
地元テレビがこのことを報じると、状況は一変。翌日には庭師のノーバート・サネクさんや弁護士らが無償支援を申し出た。さらに多数の住民が協力を申し出て、庭の草刈りや不要物の撤去、大きな枯れ木の処理などを行うためのボランティア活動が組織され、実行に移された。
ビバリーさんが人々の支援に感動し、感謝したのはもちろんだ。今回の出来事は、高齢者の住宅維持という社会課題とともに、地域コミュニティーの助け合いの力を改めて示した事例として話題になっている。

















