手術後に壊死し訴訟沙汰 ペニスはどうやって大きくするの
ペニスが壊死して慰謝料を請求――。こんな裁判が千葉で起きた。
2015年10月、50代の男性が船橋市の美容外科クリニックでペニスを増大する手術を受け、その後、内出血や痛みに襲われた。男性は別の病院で診察を受け、ペニスの一部が壊死していると診断。一部を除去する手術を受けたため、クリニックを相手に慰謝料など2億4000万円を求める訴訟を千葉地裁に起こした。
「ペニスを大きくしたい」というのは男なら誰もが抱く願望だ。どんな手術があるのか。
25年の実績を持つ「新宿形成外科」の岡和樹院長によると、ペニスを長くする「長茎術」と亀頭を大きくする「亀頭増大術」に大別される。
長茎術は、ペニスの恥骨側の根元を2センチほど切り、内部に埋もれている部分を外側に出す。これで7センチ伸びる人もいるそうだ。亀頭増大術は、亀頭の端の十数カ所から二十数カ所にコラーゲンやヒアルロン酸を注射。亀頭が1.2倍ほどの大きさになり、張りが出てくる。局所麻酔を打つので痛みはない。