著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

米国のティーンが夢中の新しいドラッグ「ギャラクシー・ガス」に警戒感高まる

公開日: 更新日:

 アメリカのティーンの間でギャラクシー・ガスの吸引がトレンドになり、警戒感が高まっています。ギャラクシー・ガスは商品名で、亜酸化窒素のことです。吸引すると陶酔感を得られる効果があるため、笑気ガスとも呼ばれています。かつては麻酔の代わりに使用されていたこともあります。

 この亜酸化窒素は、主に生クリームを泡立てるなど食品をムース状に加工するのに使われています。専用の器具に材料を入れ密封し、そこに亜酸化窒素ガスをボンベから封入。器具全体を振ってからノズルを開けると、食材が泡状になって出てくる仕組みです。ニトロコーヒーなど飲み物に使われることもあります。

 ギャラクシー・ガスも名目上は料理用として売られていて、高さ25センチほどのボンベに入っています。しかしこの商品にはフレーバーがついていて、ざっとチェックしただけでもストロベリー、バニラ・カップケーキ、ブルーベリー・マンゴー、ウォーターメロン(スイカ)、オレンジ、シナモン、フルーツパンチと驚くほどの種類があることから、最初から吸引を目的に売られているのではないかと憶測されています。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か