米18歳少年刺殺の容疑者は4年前に“前科”…再犯防げぬ司法制度には怒りの声、亡き少年の臓器提供には祈りの声が

公開日: 更新日:

 米ジョージア州のスーパーで18歳の少年が刺殺された事件で、容疑者が過去にも刺傷事件を起こし、保護観察中だったことが判明。再犯防止の司法制度に疑問の声が上がっている。また、被害者の生前の意志表示により臓器提供が行われたことも分かり、改めて涙を誘っている。

 事件が起きたのは10月23日、同州サバンナ郊外のウォルマート・スーパーセンターの店内。チャタム郡警察によると、J・T・シュローダーさん(18=写真)が、デラノ・ミドルトン被告(48)のショッピングカートを蹴ったことをきっかけに口論が始まり、激高したミドルトンがナイフでシュローダーさんを複数回刺したとされる。シュローダーさんがショッピングカートを蹴ったのが、偶発的な接触か、意図的なものだったかは公表されていない。

 シュローダーさんは腹部や胸部に重傷を負い、現場で心肺蘇生を施された後、病院に緊急搬送されたが、10月27日に死亡が確認された。ミドルトンは事件後、自身の車で現場から逃走したが、1週間後の10月30日に逮捕され、殺人罪で起訴された。

 逮捕後、ミドルトンが過去に同様の事件を起こし、保護観察中であることが明らかに。2021年10月に米設備レンタル大手「Uホール」の施設で、女性マネジャーのエリカ・ヤングさんがミドルトンに車探しの手伝いを申し出たところ、突然、ナイフで頭部と腹部を4回刺したのだ。ミドルトンはトラックを盗んで逃走したものの、逮捕された。ヤングさんは幸い命は取り留めたが、重傷を負った。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網