防犯カメラが捉えた配送ドライバーの誠実さ 米カリフォルニア州での出来事に感動広がる
アマゾンの配送ドライバーの誠実な行動に感動が広がっている。
米カリフォルニア州コットンウッドに住むモニカ・ルイズさんは先日、アマゾンからの置き配荷物の下に20ドル札が挟まっているのに気がついた。
ドアの防犯カメラ映像をチェックしてモニカさんは感動した。ドライバーが家の前庭で20ドル札を見つけ、それを拾い上げ、玄関に届けた荷物の下に丁寧に挟み込んでいたのだ。そしてその20ドル札がその日の朝、急いで出かけた際に自分が落としたものだと気がついた。
モニカさんは今月5日、映像からドライバーの顔が映っている場面を切り出してフェイスブックの地元グループに投稿。事情を説明して「個人的にお礼を言いたいので、この方が分かったら私に連絡下さい」と情報提供を呼び掛けた。
小さなコミュニティーのためか、誠実なドライバーはすぐにコナー・ドレイクさんだと特定された。モニカさんはアマゾンの管理部門に連絡してコナーさんに特別配達を依頼。コナーさんが再び家に来た際にお礼の贈り物をした。
内容はコナーさんの希望で非公開。写真(モニカさんのフェイスブックから)は、その時のツーショットだ。
お金が戻ってきたこと以上の意味があったというモニカさんは、「コナーさんのような方がいることを再認識できて本当にうれしいです」と語った。


















