櫻井英明
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櫻井英明株式アナリスト

ストックウェザー「兜町カタリスト」編集長。1980年明治大学卒業。日興証券で機関投資家の運用トレーダー、「株式新聞Weekly編集長」などを経て現職。主な著書に「いよいよ来るぞ!! ゆうちょ相場でイヤというほど儲けたければ株を買いなさい」(アスカビジネス)など。

創薬ベンチャー「Delta-Fly 」バイオのアップルを目指す

公開日: 更新日:

 さまざまな副作用のある抗がん剤を複合的に改良することで、副作用の減少にもつながるという。難治性・再発急性骨髄性白血病のDFP―10917、肺がんのDFP―14323、膵がんのDFP―11207、固形がん・血液がんのDFP―14927、胃がん・卵巣がんのDFP―10825が主なパイプライン。

「バイオベンチャーはサイエンス偏重の傾向が強いが、マネジメントが重要」と江島清社長は言う。

 この言葉は従来の思考法を変えてくれた。研究開発はもちろん重要。しかし、研究開発偏重型では成功に時間がかかりすぎる。新しい医療や薬を待ち望んでいる患者さんに早く届けるために必要なのはスピード。スピードを求めるとマネジメントが重要になる。

 江島社長は、「バイオの“アップル”を目標にすれば時間とコストは節約できるはず」とも。そして「承認された後こそ真価が問われる」と。例えばがんはそれぞれの部位ごとの承認。まず承認を取ってそれを全体に拡大するのもマネジメント。たとえ患者さんの少ない病気での承認であっても、その応用拡大は望める可能性があるということだ。最終的には膵臓がんと肺がんを征服できれば他のがんへの応用の可能性が大きいという。

 昨年10月の公開価格は4770円。昨年末2500円割れまで下落したが、直近(11日)はストップ高を伴い3200円台に戻してきた。公募価格奪還は、そう先の話ではないとみる。

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